学生時代から集めていたレコードを引き取ってもらった。正確に数えてないけど、1000枚ぐらいはあると思う。
気分的にしっかりと書いておきたいので、ちゃんと書いておこうと思う。
引き取ってもらったもの
以下を引き取ってもらった。ざっくりいうと、DJセットのようなものを引き取ってもらった。
下の写真は引き取ってもらったミキサーのPMC610。
レコードのコンテナ。
レコードとの付き合い
レコードは19歳とか20歳ぐらいから購入していた。バイト代はほとんどレコードに注ぎ込んでいたぐらい。
ジャンルはハウスミュージック。当時はハウスというダンスもやっていたので、どっぷりとハマっていた。
ただ、みらいが生まれてからは自然とレコードから遠ざかっていた。
今となっては、全くと言っていいほどレコードを聴いてなかった。自分の嗜好としても、ハウスからヒップホップに変わっていったというのもあるし、レコードを聴くという作業が面倒で遠ざかっていた。
レコードを手放すことを決めてから、残しておきたい曲をデジタル化するために聴いたぐらいというのが最近の付き合い方だった。
レコードが負債になっていた
レコードは物理的に存在するので場所をとる。12インチのレコードなので、収納スペースを占有することになる。ターンテーブルも大きいので、狭い部屋に占める割合が大きく負債となっていた。聴かないレコードが部屋の大半を占めるようになっていたのだ。
レコードを置いている部屋は仕事部屋にもなっている。なので、この負債をなんとかして解消したかった。
引き取ってもらおうと思ったのはいいけど、「思い入れ」というフィルターが大きかった。青春時代にのめり込んだものを否定して手放すのって、なかなかできることではなかった。第3者からすると、ほとんど価値はないと思うのだけど、自分には青春時代の「思い入れ」が邪魔をした。そんなことから、なかなか引き取りを決めることができなかった。
査定はこれから
引き取ってもらうと書いたけど、買い取りしてもらうことになっている。
1枚100円だったら1000枚で10万円になるんじゃないかと、「とらぬ狸の皮算用」をしていた。
一方、引き取りしてくれた人からは「ハウスは人気ないから、値段つけられないのがほとんどですよ」と何度も言っていた。1000枚で1万円ぐらいのパターンもあると言われた。
査定の流れとしては、レコードを持ち帰って1枚1枚のコンディションを確認して値段をつけるとのこと。
さて、いくらになるか。楽しみでもあるけど、寂しさもある。
低い金額だと、自分の青春を否定されるんじゃないかという恐怖心もある。
Before・After
レコード引取前
レコード引取後
棚に収納していたレコード