読んだ。
東野圭吾の最新長編書き下ろしは、「家族」の物語。
「死んだ人のことなんか知らない。 あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」 ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。 どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。
閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。 捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。 災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。 容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。
自分と同じ年代なら読んでおいていいと思う。
生誕の秘密、親子のすれ違いは理解できる。面白かったけど、登場人物がみんな良い人なのが気になった。私利私欲に走る登場人物とか、言わなくても良いことまで言ってしまう登場人物とかがいたら、もっとハラハラしたと思う。